
ココナツ洗剤に洗浄効果を高める助材を混ぜて、自分好みのオリジナル・液体石けんを作ってみませんか。
実は、おそうじワーク がナチュラル・ハウスクリーニングで最も使用している “エコ洗剤” は、中性洗剤のココナツ洗剤ですが、洗浄力を高めるために助剤をブレンドしたオリジナル・液体石けんを使っています。液体なので、水に溶けやすく様々なお掃除で活躍してくれています。
お家の汚れは、9割以上が油汚れ、皮脂汚れなので、ココナツ洗剤の界面活性剤の洗浄力を高めるため、相乗効果のある重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の助剤を汚れに応じて配合しています。つまり、中性洗剤の洗浄力の向上には、相乗効果のある助剤の選択がポイントです。
通常の石鹸は、アルカリ性なので、重曹を加えると逆にアルカリ度が低下するなど、混ぜることによって洗浄効果を下げてしまうこともありますが、ココナツ洗剤は中性なので、さまざまな助剤と相性良好です。
ココナツ洗剤の主成分である界面活性剤は、水と油の両方の性質をもち、水や油の界面(表面のこと)の性質を変えます。すると、本来混じり合わない水と油を混ぜ合わせて汚れを引き離す、次の3つの作用が総合的に働いて汚れを落とします。
この界面活性剤の3つの作用と助剤の洗浄力を上手に利用するのがオリジナル・液体石けんです。
浸透作用:汚れの奥まで浸透して引き離す
乳化作用:水と油を乳化して混じりやすくする
分散作用:汚れを水中に分散して再付着を防止
■ココナツ洗剤
「しっとり&サラサラ」の秘密は、保湿成分と非イオン効果
中性洗剤なので、洗濯、食器洗い、日常清掃、シャンプー、手洗いなど多用途に使用でき、天然の保湿成分が配合されており、毎日使っても手荒れを防ぎ、素材を傷めにくい万能洗剤です。
非イオン系なので、泡切れが良くすすぎが早く、陽イオンで中和するリンスや柔軟剤が不要です。石油系合成洗剤にない除菌・消臭効果で、脱臭しながら清潔に仕上げてくれます。
・成分:界面活性剤15%(ヤシ脂肪酸100%)
ココナツ洗剤は、「 “エコ洗剤” とは」でご紹介しています。
オリジナル・液体石けんの作り方
ココナツ洗剤と相性の良い助材を混ぜるだけで簡単に作れるオリジナル・液体石けんをご紹介いたします。
① 重曹石けん(重曹+ココナツ洗剤)
キッチンの頑固な油汚れに対するココナツ洗剤の洗浄力を高めるには、助剤の「アルカリビルダー」を添加すると効果的です。アルカリビルダーは、界面活性剤の働きを助ける作用があり、その相乗効果により単独で使うよりも高い洗浄力を発揮します。
アルカリビルダーの中でも「重曹」は、食品添加物として野菜のアク抜きなどに使われるので、安全です。浴用入浴剤の主成分でもあり、アルカリ度は低いので、手肌への負担も少なくお勧めです。
作り方:重曹 と同量の ココナツ洗剤 を混ぜてペースト状にします。
使い方:魚焼きグリルの油汚れや焦げ付きは、重曹石けんをスポンジで泡立てて、こすりながら落とします。溶けきらず残った重曹の顆粒をクレンザーとしてそのまま使えば、汚れ落ちバツグンです。
※頑固な汚れには、40℃ 前後のお湯1Lに重曹石けん大さじ1杯の洗浄液に30分程度漬け置きしてから、こすり洗いします。
※粘度のある重曹石けんは、ハチミツボトルやドレッシングの空き容器に入れておくと、使いやすいです。
② アロマソープ(精油+ココナツ洗剤)
ココナツ洗剤の原液にラベンダーなどの精油(エッセンシャルオイル)を加えて、独自ブレンドしたアロマソープに仕上げ、アロマ効果を得ながら、植物の自然な香りで癒されながら手洗い、洗顔、シャンプーを楽しめます。香料や色素が無添加のココナツ洗剤ならではのブレンド方法で、ともに植物由来なので相性が良く安心して使えます。
例えば、殺菌力が高いティーツリー、ユーカリを混ぜると、風邪やインフルエンザ予防にも効果的です。また、ペパーミントやハッカを混ぜれば、抗菌・抗カビ、鎮痛作用が期待できます。
★溶解:オレンジオイル、レモン、グレープフルーツ、レモングラス
★抗菌・抗カビ:ティーツリー、レモングラス、ユーカリ、ローズマリー、ペパーミント、ハッカ
★鎮痛作用:ペパーミント、ハッカ、ラベンダー
作り方:ココナツ洗剤100ml に対して 精油10滴(0.5ml=0.5%)を加えます。
※精油は、濃度が高すぎると素肌に刺激を与える場合がありますので、1%未満でご使用ください。
※精油がココナツ洗剤で乳化するので白濁して見えます。
使い方:通常のシャンプーや手洗い石けんと同様に、適量のアロマソープを泡立てて使います。
※ アロマソープは、粘度があるので、IKEA のプッシュボトルに詰めました。。
ココナツ洗剤にオレンジオイル(リモネン)をブレンドすると、素肌と同じ弱酸性の石けんシャンプーが作れます。
抜け毛の原因となる毛穴の皮脂汚れをキレイに落とし、ノンシリコンでありながら髪の毛がきしまず優しく洗えます。
植物由来のオーガニック成分から生まれたシャンプーは、素肌と同じ弱酸性のため、リンスが不要で、頭皮や髪の毛の保湿までしてくれるのがお気に入りです。
※クエン酸を1%(ココナツ洗剤100ccに対してクエン酸1g(小さじ1/3))加えると酸度が強くなり、より爽快感が高まります。
③ 万能洗剤(消毒用エタノール+ココナツ洗剤)
手指の消毒ですっかり定番になった消毒用エタノールは、アルコールが油脂を溶かす溶解作用でお掃除でも使えます。
ココナツ洗剤に消毒用エタノールを加えると、ボールペンや絵の具などの樹脂汚れ、ソースやケチャップなどのシミを緩めながら溶かして落とせます。万能洗剤として洗濯機の近くに用意しておけば、いざという時にすぐに使えて便利です。
作り方:ココナツ洗剤2 に対して 消毒用エタノール1(アルコール濃度80%) を加えます。
※消毒用エタノールに「IP」マークがあるものは、別の殺菌成分が含まれるため酒税が課税されずお得です。
使い方:衣服に万能洗剤の原液を塗ってからなじませ、40℃ 前後のお湯ですすいだあと、洗濯機でいつもどおり洗濯します。
※ 小型のスプレーボトルに入れておけば、いつでもシュッと吹きかけて使えるので便利です。
※スプレーボトルは、アルコール対応のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)素材をご使用ください。
ご注意
ご紹介したオリジナル・液体石けんは、ココナツ洗剤の「中性」がなせる業で、助剤との相乗効果の一例です。しかし、洗剤を混ぜると、危険で有害なガスを発生させて健康被害を及ぼしたり、洗浄力が低下すこともありますので、ご注意ください。オリジナル・液体石けんは、あくまで自己責任でご使用ください。
有害ガスが発生
・塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)+酸性洗剤(トイレ用洗剤、酢・クエン酸)
・塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)+消毒用エタノール
洗浄力が低下
・クエン酸+重曹・・・激しく発泡するだけで洗浄力は高まりません。
・石けん+重曹・・・・石けんのアルカリ度を重曹が下げて洗浄力を低下させます。
オンラインショップ
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