夏に活躍!ハッカ油(ミントオイル)の使用方法

今回は、夏に活躍する爽やかなミントの香りでリラックス効果がある「ハッカ油(ミントオイル)」の使用方法をご紹介します。

ハッカ油は、メントールの香りを嫌うカメムシ、ゴキブリの虫よけ、抗菌・防カビ・消臭効果を利用した消臭スプレー、清涼感を活かして夏のお風呂に数滴垂らすなど、日常生活の様々な場面で活用されています。

精油(エッセンシャルオイル)の中でも身近なハッカ油は、地肌に直接触れるおしぼり、ウエットティッシュの天然香料として、洋菓子、紅茶、お酒などの食品添加物として使用されており、化学合成成分を含まないため、赤ちゃんや子供がいる家庭でも安心して使えます。

虫よけ(防虫剤)

カメムシやゴキブリは、ミントの主成分であるメントールの香りを嫌うため、天然成分の防虫剤として使用できます。ダニ、蚊、アブ、ハチなどの害虫に対しても忌避効果あり、予め窓枠や洗濯物にスプレーしておくと、嫌な害虫を寄せ付けません。

 作り方:「ハッカ油5~10滴 + 消毒用エタノール10ml + 水90ml」を混ぜてスプレーボトルに詰めます。
※スプレーボトルは、アルコール対応のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)素材をご使用ください。

消臭・芳香スプレー

部屋やトイレだけでなく、靴や車の消臭スプレーとして活用できます。マスクやハンカチにスプレーすれば、ミントの香りで清涼感が広がりリフレッシュ気分が味わえます。

ハッカ油には、抗菌・防カビ効果もあるので、清潔を維持して衛生に役立つところも、大きなメリットです。

お勧めは、エアコンのカビ臭い匂い対策として、熱交換器のアルミフィンやフィルターにスプレーすると、カビの繁殖を抑制して悪臭対策に効果を発揮します。

 作り方:「消毒用エタノール10ml +ハッカ油2~3滴 + 水90ml」を混ぜてスプレーボトルに詰めます。

マウスウォッシュ

食後の口内消臭にお勧めです。刺激もなく、爽やかなミントの香りがお口に広がり、メントールの抗菌力で口内の細菌の増殖を抑えて口臭予防が簡単にできます。

さらに、メントールには、虫歯を予防し、歯垢を除去する効果もあり、お口のメンテナンスに重宝します。

 作り方:食後に「コップ1杯の水 + ハッカ油1滴」をかき混ぜるだけでマウスウォッシュが作れます。

ミントシャンプー・ミントボディソープ

ココナツ洗剤の原液にハッカ油を加えれば、簡単に植物由来のミントシャンプーやミントボディソープが出来上がります。

抗菌効果・鎮痛作用などのアロマ効果を得ながら、爽快な自然な香りで癒されながらシャンプーや洗顔を楽しめます。

メントールの清涼感が頭皮をひんやりとした感覚で包み込み、リフレッシュさせてくれます。

 作り方:「ココナツ洗剤100ml + ハッカ油10滴」を混ぜてボトルに詰めます。
※精油がココナツ洗剤で乳化するので白濁して見えます。

その他、ハッカ油は手軽な入浴剤にも使えます。夏に入浴後、汗を流したはずなのに、逆に汗だくになってしまうことがありませんか。そんな時、バスタブにハッカ油1滴を垂らすと、ハッカ油の成分が体感温度を下げてくれるので、湯上りが爽快に変化するはずです。

アロマ・セスキ石けん水

アロマ・セスキ石けん水は、オリジナル・セスキ水の中でも一番のお勧めです。アロマ・セスキ石けん水は、セスキ炭酸ソーダと水に少量のココナッツ洗剤と精油を混ぜて作ります。

精油にハッカ油を選択すると、虫よけ効果に水垢を除去する作用をプラスして、抗菌・防カビ・消臭しながら台所や水回りを衛生的にリフレッシュできます。

スプレーボトルのキャニオンスプレーに詰めて常備しておくと、いつでも「シュシュッ」とスプレーして簡単に拭き掃除ができ、おすすめです。

 作り方:「水500cc + セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯(5cc)+ ココナツ洗剤小さじ1/2(2.5cc)+ ハッカ油20滴(1ml)」を混ぜてスプレーボトルに詰めます。
※ 精油成分が無垢の床や畳などに使うと変色させる場合がありますので、テストしてからお使いください。

その他のアロマ・セスキ石けん水は、ブログ「オリジナル・セスキ水の作り方」で精油のオレンジオイル(リモネン)をご紹介していいます。

【ご注意】

※精油は、濃度が高すぎると素肌に刺激を与える場合がありますので、1%未満(1滴=0.05ml)でご使用ください。
※素材によっては変質(変色)するおそれがありますので注意ください。
※猫や小鳥などのペットには、ハッカ油で中毒症状を引き起こすこともあるので、ご注意ください。

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