「衣類の黄ばみが落ちない」「部屋干しの生乾き臭が気になる…」そんな洗濯の悩みを解決してくれるのが、漂白・除菌・脱臭に効果を発揮する「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」です。
エコ洗剤でもある過炭酸ナトリウムは、その使用後には、炭酸ナトリウム・酸素・水に分解されるので生分解の必要がなく、環境に負担をかけないのが特徴です。
今回は、洗濯での活用方法をご紹介します。用途に合わせて使い分けてみてください。
毎日の洗濯にプラス(消臭・黄ばみ予防)
手軽に日々のニオイや汚れを予防したい場合におすすめです。いつもの洗濯洗剤と一緒に、過炭酸ナトリウムを大さじ1杯~2杯(15g〜30g)追加して洗濯機を回すだけです。
過炭酸ナトリウムを加えて洗濯をすると、洗浄力がアップし、汚れ落ちが良くなります。同時に衣類の黄ばみも漂白し、除菌・消臭力で洗濯物のカビ臭いニオイを防ぐだけでなく、副次効果として洗濯機の洗濯槽や排水管に付着するカビ予防にもなります。
洗濯機の水温が低いと溶け残る可能性があります。あらかじめ洗面器に少量のお湯を使って溶かしてから洗濯槽に入れると、より確実に効果を発揮します。
ガンコな汚れをリセットする「つけ置き洗い」
ワイシャツの襟ぐりの黄ばみ、食べこぼし、血液汚れ、蓄積したニオイには「つけ置き」が圧倒的に効果的です。過炭酸ナトリウムをお湯に溶かすして、衣類を漬け置きするだけの手間いらずの洗浄方法です。
過炭酸ナトリウムを40℃~50℃のお湯に溶けると、過酸化水素の分解が促進され、活性酸素の発泡作用と酸化力により、頑固な黄ばみや生乾き臭の元となる原因菌を強力に分解しながら、除菌・漂白・消臭します。
①お湯を準備する
バケツや洗い桶に、40℃~50℃の少し熱めのお湯をためます。
②過炭酸ナトリウムを溶かす
お湯2リットルに対し、大さじ1杯(約15g)を目安に入れます。シュワシュワと発泡するまでよくかき混ぜて、完全に溶かします。
③衣類をつけ置きする(30分~2時間)
汚れの気になる衣類をお湯にしっかり沈め、そのまま放置します。長くつけすぎると生地を傷める原因になるため、最長でも2時間を目安に引き上げてください。
④通常通り洗濯する
衣類を軽く絞り、そのまま洗濯機に入れて普段の洗剤と一緒に洗えば完了です。
過炭酸ナトリウムは、正しく使えば毎日の洗濯を劇的に快適にしてくれる頼もしいアイテムです。まずは気になっているタオルやシャツの「つけ置き洗い」から、その驚きの効果を実感してみてください!
炭酸ナトリウムは自然界にも存在する無機物で、石鹸の素材にも使われています。また、過酸化水素は身体や口腔内の消毒(オキシドール)などにも広く使用されている成分です。
温泉成分でもある炭酸ナトリウムの働きで、皮脂汚れやたんぱく質汚れを強力に分解して洗浄します。ただし、水に溶けるとアルカリ性になり手肌の油分も奪いやすいため、ご使用時には保護用の手袋を付けていただけると安心です。
※エコ洗剤の使い方はブログ「汚れに応じた「エコ洗剤」の使い方」で公開中!


