過炭酸ナトリウムの実践テクニック(掃除編1)

キッチン周りの白い壁紙は、料理中に跳ねた食材や油汚れが付きやすい場所。しかし、単純な水拭きだけではなかなか汚れが落ちませんよね。

実は、夏から秋にかけての温かい季節は、頑固な油汚れが緩んで柔らかくなっているため、お掃除の手間を省く絶好のタイミングです!

今回は、油汚れやシミに強い「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を使って、壁紙を効果的にきれいにする方法をご紹介します。

なぜ「過炭酸ナトリウム」を使うの?

壁紙のお掃除に、エコ洗剤の過炭酸ナトリウムを使うのには、次の理由があります。

①油汚れを強力に分解する
アルカリ性の力で、ベタつく油汚れを乳化して、すっきり落とします。

②漂白効果で「白さ」が戻る
酸素系漂白剤の成分が、時間が経って黄色くなり、くすんだ壁紙のシミを白く蘇らせます。

③除菌・消臭も同時にできる
キッチン特有の油臭さいニオイも、お掃除しながら一緒にスッキリ除菌・消臭できます。

④清掃後に洗浄成分が自然に還元
エコ洗剤でもある過炭酸ナトリウムは、その使用後には、炭酸ナトリウム・酸素・水に分解されるので生分解の必要がなく、環境に負担をかけないのが特徴です。

準備するもの

★過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤) 
☆ココナツ洗剤(台所用中性洗剤で代用可能)
★トレピカ キッチンスポンジ(極細ブラシで汚れをかき出します)
☆マイクロファイバークロス(吸水性に優れ、汚れを絡め取ります)
☆洗面器またはバケツ
☆お湯(40〜50℃):2リットル
☆ゴム手袋(手荒れ防止のため必ず着用してください)

洗浄液の作り方と掃除の手順

①洗浄液を作る

40〜50℃のお湯2リットルに対し、過炭酸ナトリウムを大さじ1杯とココナツ洗剤1滴を溶かします。

ココナツ洗剤を1滴混ぜたのは、界面活性剤の効果で汚れを剥離しやすくするためです。

②トレピカ キッチンスポンジで汚れを落とす

トレピカ キッチンスポンジに洗浄液を含ませ、壁紙の汚れを軽くこすります。極細ブラシ効果で、壁紙の凹凸に入り込んだ頑固な汚れも驚くほどかき出せます。

頑固なシミ汚れには、コットンに洗浄液を含ませて5分ほど貼り付けると、落としやすくなります。

③仕上げの拭き取り

ぬるま湯で固く絞ったマイクロファイバークロスで、壁に残った洗浄液と汚れをきれいに拭き取ればお掃除完了です!

③お掃除完了

まさに「紺屋の白袴」で、10年以上放置していた我が家の壁紙汚れ。それが、わずか30分の掃除で見違えるほど真っ白になりました!

この方法は、キッチンパネルやカウンターにこびりついた油汚れにも応用できます。とても簡単なので、ぜひ一度試してみてください。

過炭酸ナトリウムとは

過炭酸ナトリウムは、「酸素系漂白剤」として販売されている製品の主成分であり、アルカリ性の炭酸ナトリウムと過酸化水素を2:3の割合で結合させてできた白色のサラサラした顆粒です。

炭酸ナトリウムは自然界にも存在する無機物で、石鹸の素材にも使われています。また、過酸化水素は身体や口腔内の消毒(オキシドール)などにも広く使用されている成分です。

天然温泉や市販の入浴剤の主成分でもある炭酸ナトリウムの働きで、皮脂汚れやたんぱく質汚れを強力に分解して洗浄します。ただし、水に溶けるとアルカリ性になり手肌の油分も奪いやすいため、ご使用時には保護用の手袋を付けていただけると安心です。

※エコ洗剤の使い方はブログ「汚れに応じた「エコ洗剤」の使い方」で公開中!

⚠️ 注意点

今回の方法は、一般的な壁紙(ビニールクロス)を対象としています。漆喰や塗り壁、紙壁紙には使用できませんのでご注意ください。
過炭酸ナトリウムはアルカリ性が強いため、必ずゴム手袋を着用して作業を行ってください。
壁紙の目立たない場所で一度試してから、全体のお掃除を行うことをおすすめします。

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