エアコンの嫌なニオイやカビ汚れが付きにくくなる方法を教えてください。

  • 2023年7月3日

エアコンは日頃からひと手間を掛けることで、キレイな状態を長く保つことができます。エアコンをキレイにお掃除した後だからこそ実行したい、嫌なニオイやカビ汚れが付きにくくなるヒントをご紹介いたします。

内部クリーン運転を活用する
内部クリーン機能を運転させてエアコン内部を乾燥させると、カビの発生を予防することができます。内部クリーン運転は、送風運転によりエアコン内部の熱交換器やファンに付着した水分を乾燥させ、カビの発生を予防する機能です。
※内部クリーン機能には、弱暖房で乾燥を促す機種もあり、暑く感じる場合は、次の送風運転をお試しください。

送風運転を上手に利用する
内部クリーン運転の代用として、冷房を切った後、(できるだけ毎日)1時間程度、送風運転してエアコン内部を強制乾燥させると、カビの発生を予防することができます。送風機能が無い場合は、冷房の設定温度を一番高く(30~32℃)して運転すると、コンプレッサーが作動しないため、送風運転の状態になります。
※自動風量の設定では、冷房の設定温度を高くして送風したときに、風が出ない機種もあります。この場合は風量を手動で調節してください。

シーズンオフは、徹底乾燥させる
夏から秋に季節が移り代わり、冷房や除湿運転を使わなくなるシーズンオフのタイミングで、送風運転を半日かけて徹底的に乾燥させることで、カビの成長を抑制することができます。エアコンを使用していない期間も、月に1回程度、送風運転を行って湿気を取って乾燥しておくと、カビの発生を予防することができます。

最初の10分間は、換気する
エアコンをつけて最初の10分間は、窓を開けて部屋の換気を行いましょう。エアコンをつけた直後は、風量が最大となるので、熱交換器やファンに付着したカビやホコリが吹き飛ばされやすいタイミングです。この汚れた空気を排出して換気することで、嫌なニオイを軽減するとともに、エアコンへの再付着を防止することができます。

フィルターを定期的に清掃する
フィルターの清掃(2週間に1度のペースで)を実施し、カビの栄養源となるホコリを取り去って、カビが生えにくい環境づくりをしましょう。
※自動お掃除機能付きエアコンは、ダストボックスに溜まったホコリを取り除きましょう。