エアコンクリーニングは、お掃除機能の分解清掃が重要!

本日、エアコンクリーニングを実施しました。お客さまからは、エアコンから嫌なニオイがし、いつも埃っぽい風が噴き出すのが悩みだと伺いました。お客様自身が前面パネルを開けてフィルターを外し、市販のエアコン洗浄スプレーでお掃除ロボットの隙間からノズルが届く範囲でセルフクリーニングを試みたものの、清掃には限界があり十分な効果が得られなかったそうです。機種は「Panasonic CS-HX635C2」で、いわゆるお掃除機能付き家庭用壁掛けエアコンです。エアコンクリーニングに伴うリスクを十分ご説明し、ご了承いただいたので、作業を実施させていただきました。

この機種は、ロボットがフィルター表面ののホコリを集塵し、自動で配管を通して屋外に排出する自動排出機能(屋外排出方式)をもっています。ダストBOXがないので、日常掃除の手間がかからないため、高級機種に相応しいとても優れた機能です。ところが、今回のエアコンは、ホコリを集める集塵部分とその配管、さらにホコリを屋外に強制排出する排気ファンの内部にホコリが幾重にも重なりながら詰まっていたため、完全に機能停止に陥っていました。このエアコンの弱点として、ホコリを屋外に排出するこれらの部品は、前面パネルを開けても見えない所なので、日常の目視で発見できず、機械自体のアラートランプも点滅しないので、その異常をまったく気付くことができなかったようです。ただし、この異常は、排気ファンの運転音が普段と違う「ボー(掃除機のゴミが詰まったような)」音が鳴るので、気付くかもしれません。この状態でお掃除機能を使い続けば、排気ファンのモーターが焼き付く可能性があるので、早めの点検とお掃除が必要です。

〔エアコンを完全分解し、部品を並べたところです。赤丸の部分が問題発覚したお掃除ロボットです。〕

ところが、完全分解すると、部品一つひとつをダスティング(拭き掃除、掃除機掛け)及びクリーニング(洗浄)作業をするので、異常を発見できます。それが以下の写真です。お掃除ロボットの集塵部分とその配管が完全にホコリで塞がれ、ホコリを吸い込むことも吐き出すこともできない状態でした。なので、、このお掃除ロボットを清掃しました。一つひとつ部品に絡まっているホコリを丁寧に除去して、本来の性能に回復させました。この後は、通常作業のエコ洗剤の散布と高圧洗浄で熱交換器やファンのホコリやカビをキレイに取り除き、消臭・除菌スプレーで仕上げ、作業を終了しました。

〔おそうじロボットの集塵部分から配管内部まで、幾重にも綿のようにぎっしりとホコリが詰まってました。〕

作業後、お客さまからは、「エアコンの運転音が静かになり、嫌なニオイもなくなりました!」とのご感想をいただきました。お掃除ロボットも万能ではなく、定期的なメンテナンスが必要であることを改めて認識しました。本日は、エアコンクリーニングをご依頼いただき、ありがとうございました。

〔エアコンクリーニングが完了。エコ洗剤を使ったお掃除なので、吹き出される風が爽やかで気持ちよいです!〕
 

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