建物の外壁補修を DIY 代行サービスで実践

〔実は、よく見ると塗装が剥げていたり、ボードが割れています。〕

お客さまに代わって日曜大工を施工する DIY 代行サービスの事例として、おそうじワーク けいはんな店の外壁補修を実践しました。

当初の賃貸借契約で現状有姿での引き渡しであったため、建物内外ともかなり経年劣化しており、所どころ破損箇所がある状態でした。建物内部は、引き渡し時に DIY でリフォームしましたが、外部は当時のままの状態が続いていました。日頃ハウスクリーニング事業の倉庫として使っており、日常清掃はしているものの、壁面部分の破損箇所を放置した状態では、景観上も良くないため、補修作業を実施することになりました。

作業内容は、次の写真のとおり、破損したボードを取り除き、新しいボードを貼り付けて、ペンキで塗装するというものです。この建物は鉄骨造りですが、補修箇所の外壁は木造の在来工法ですので、壁内は柱や間柱を横に伸びる胴縁が打ち付けられている構造となっています。この胴縁にボードをネジで取り付けるというものです。決して大掛かりな作業ではなく、お昼に作業開始してから夕方には1回目の塗装が完了しました。翌日に2回目の塗装をして完了です。

【作業手順】
1.破損したボードを撤去(原形を残すと型となるので、新しいボードの墨打ちが容易)
2.新しいボードを壁のサイズに合わせて切断
3.ボードを胴縁に沿ってネジで止める(ボードに下穴を開けると作業がしやすい)
4.塗装前の養生(ペンキを付けたくない箇所をマスキングテープやマスカーで保護)
5.ネジ穴や凹みをパテで埋めて下地を調整する(パテをパテベラで平滑にする)
6.1回目の塗装(ペンキをローラーや刷毛で塗る)
7.2回目の塗装(翌日(塗料が半硬化乾燥してから)に2回目を塗る)
8.養生を剥がすと完成(マスキングテープは、塗料が完全に乾く前に剥がす)

【材料】
ケイカル板(5㎜×900㎜×1,800㎜):2枚(1,644円)
木ネジ(3.8㎜×25㎜):50本
ヤヨイ化学 シールパテ:100g
水性塗料:0.2ℓ ※取り扱いしやすい水性塗料がお勧めです。

【工具】
メジャー
鋸(のこぎり)
ドライバー(プラス)
パテベラ(プラスチックカード)
マスキングテープ
マスカー(新聞紙)
ローラー、刷毛

今回の作業のポイントですが、仕上げとなる塗装は、素材に合った塗料を選び、気温が高い晴れた日に、厚塗りすることなく均一に薄く塗れば、失敗することはありません。材料と工具を揃えて、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

作業完了後、ドアに「おそうじワーク」のロゴをカッティングシートで貼り付けました。外壁だけが新築のようで、少し浮いた感じがしますが、しばらくすると全体と調和してくると思います。

今回ご紹介した DIY 代行サービスは、棚の設置、網戸の張り替え、シャワーヘッドの交換、家具の組立てなど、あらゆる日曜大工のご要望にお応えいたします。お困りのことがございましたら、おそうじワークへ是非ご用命ください。

<おそうじワーク けいはんな店は、生駒市、奈良市を中心に天然成分の「エコ洗剤」によるハウスクリーニングを提供しています>