先日、犬を飼っておられるお客さまよりペットのことを気遣ってエアコンクリーニングのご依頼をいただきました。梅雨前の熱さも増し、犬や猫などのペットのためにエアコンを運転し始めた頃が、カビや雑菌が原因のアレルギー症状が現れる時期だそうです。私もエアコンのカビに対してアレルギーを引き起こし、鼻詰まりや鼻水が止まらなくなる体質ですが、エアコンクリーニングで訪問したお客さま宅で、私以上にひどい症状になっているペットを見かけることがあります。当然ですが、人もペットもキレイな空気が健康のためには必要不可欠なのです。
24時間換気システムの効果は?
この原因として、夏場に新鮮な空気を採り入れるため、一般的な第3種換気方式の “24時間換気システム”(※1) を運転しても、充分な換気が行われないからです。換気運転で吸気口から入ってくる屋外の軽く暖かい空気は、天井を伝いながらそのまま高所に設置している排気口に流れ出るだけなので、床面付近の汚れて湿気を含んだ重たい空気は入れ替わることがなく、その場に溜まったままなのです。
※1 姉妹サイト「全熱交換換気システムで省エネ換気とウイルス除去」ご参照ください。
排気側は機械換気、給気側を自然換気で行うため、ファンの駆動エネルギーが小さく電気代が安くなります。基本的に室内の臭気や湿気が発生する箇所から排気します。多くの場合、1階はトイレと洗面所、2階はトイレの天井に設置した換気扇で排気を行います。
さらに、汚れたエアコンから放出される冷たい空気は、比重が重く床面付近に溜まります(逆に暖房の暖かい空気は、比重が軽く天井付近に溜まります)。そのカビや雑菌、ホコリなどのアレルゲンやハウスダストを含んだ汚い空気は、床上30㎝に7割が浮遊(※2)して溜まり続けるので、この空間で生活しているペットたちには人間以上にダメージが深刻なものとなります。
※2 姉妹サイト「乾燥を防ぎ、冬でも寒くない全熱交換換気でウイルス殺菌」をご参照ください。
エアコンにカビが発生するメカニズム
また、キッチンに近接しているリビングルームに設置されているエアコンの場合、空気を吸い込む量は、換気扇と比較しても圧倒的に多いため、調理時に換気扇をつけてもエアコンに油煙が流れてしまいます。すると、フィルターや熱交換器が油やホコリで詰まるので、熱交換効率が悪化し、風量も落ちてしまい、結果的により多くの結露水を発生させてしまいます。冷房・除湿運転時には、湿度が90%になるといわれているエアコン内部は、快適運転ができなくなるばかりか、ますますこの汚れを餌としてカビや雑菌を増殖してしまいます。
①小さなカビの胞子は、フィルターを突き抜け、熱交換器の結露水に付着
②エアコンの内部でホコリを餌としてカビや雑菌が増殖
③冷気とともにカビの胞子が部屋中にまき散らされる
④カビの胞子を吸い込んで、咳、鼻水、湿疹などのアレルギー症状があらわれる
エアコンクリーニングで解決!
この解決方法は、エアコンクリーニングを実施して、カビやホコリを根本から取り除くしかありません。次の写真のとおり、キレイにスッキリとしたので、ペットのワンちゃんもこれから本格的なシーズンが始まる暑い夏を快適に過ごしていただけそうです。
エアコンクリーニングを実施すると、次のようなメリットがたくさんあります。
①カビや雑菌を除去して、クリーンで「美味しい空気」を部屋中に届けてくれる
②嫌なニオイがなくなり、爽やかな空気で勉強や仕事に集中できる
③アルミフィンの汚れが取れると熱交換効率が良くなるので、電気代が節約できる
④エアコン内部の汚れが取れると風量がアップするので、エアコンの効きが改善する
⑤エアコンに負荷がかからないので、運転音が静かになり、本体の寿命が延びる
おそうじワーク のポリシーである“ナチュラル・ハウスクリーニング”は、エアコン、キッチン、浴室など、おうちの汚れを天然成分から生まれたエコ洗剤を使って汚れを落とします。自然由来のエコ洗剤を使うので、お掃除する素材にダメージを与えず、洗剤を使う人に悪影響が少なく、自然環境への負荷も軽いため、デリケートな赤ちゃんやペットにも優しいことが特徴です。エアコンクリーニング中にドレンホースから外部に排水される洗浄液の洗剤成分は、自然環境で容易に生分解するので、ご安心ください。
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