エアコンクリーニングは、10月~11月の秋がおすすめ

お客さまからのお問い合わせで多いのが「エアコンクリーニングをいつやれば良いのか?」という実施時期についてのご質問です。

私は、10月~11月の秋が最適時期だとお答えしています。夏場の繁忙期を避けるだけでなく、次のようなメリットからお勧めしています。

1.キレイが長続き!

カビは、夏場の冷房(除湿)運転の結露水がエアコン内部の湿度を約90%まで上げることで発生します。しかし、10月以降は結露水を発生させる冷房を使わなくなるため、カビが発生しません。

さらに、冬場の45℃~50℃ほどの温風を吹き出す暖房運転は、逆にエアコン内部を高温で乾燥させて除菌できるため、カビは繁殖しません。翌年の冷房シーズンまでカビの発生を気にせず、キレイな状態で長く使えます。

なぜなら、 カビが繁殖するには、次の4つの要素がすべて揃う必要があり、どれか一つだけ取り除けばカビの予防ができます。

【カビが繁殖する4つの要素】
カビは、湿気、温度、栄養、酸素の4つの要素がすべて揃うことで発生
① 湿気:湿度60%以上で活動が活発になり、80%を超すと急激に繁殖
② 温度:気温0℃~40℃で活動し、20℃~30℃で繁殖
③ 栄養:人間の皮脂や垢、ホコリや油汚れなどを養分にして繁殖
④ 酸素:カビは生き物なので、人間と同様に酸素が必要
※詳しくは、ブログ「エアコンの「黒い斑点」、実はカビの危険信号です!」をご覧ください。

2.汚れが良く落ちる!

秋は比較的暖かく、汚れも緩んでおり洗剤の洗浄効果も高まるため、汚れが良く落ちます。空気も乾燥しているので、洗浄後に素早くエアコンが乾燥するので、カビを寄せ付けません。

3.もしもの、故障時の修理対応が早い!

もし、作業中に破損・故障などが発生しても、この時期はメーカー修理まで素早く対応できます。この時期なら真夏の猛暑日と異なり、エアコンなしでも日常生活を送るのに困ることもありません。

万が一、新品に買い替える場合でも、繁忙期が終わっているため、モデルチェンジ前の在庫商品を安く購入でき、冬の暖房シーズンに間に合うように取付作業まで素早く完了できます。

4.料金が安くてお得!

業界大手の一部では、夏場のハイシーズンでは特別料金として、追加料金を請求することもあるようですが、逆にこの時期はお得なキャンペーンや割引クーポンを発行していることも多く、料金が比較的安くなっていることもあります。

また、エアコンクリーニングの閑散期であるため、予約が取りやすいだけでなく、作業担当者のスケジュールに余裕があり、制限時間にとらわれず丁寧な作業が期待できます。

5.室内換気が容易!

作業中はエアコンを停止しますが、お客さまが在室される場合でも、この時期は比較的過ごしやすいので安心です。

室内の窓を全開にして空気の流れを作って換気をすれば、作業中にどうしても発生するホコリを屋外に排出するのも容易です。何かと気になるカビの胞子やウイルスにも、換気しながらの作業なので安心・安全です。

以上の理由から、エアコンクリーニングの実施時期は、10月~11月の秋が最適だとおすすめしています。

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